セーターに穴が開いたのでダーニングで繕ってみました

編み物
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はじめに

以前からずっとダーニングに興味はあったものの、ダーニングマッシュルームが必要らしいのと、破れたニット製品が手元になかったので、ずっとダーニング関連記事やグッズをチラチラ見ながら過ごす日々が何年か続いていました。

が、ここに来て旦那が破れたセーターを着ていたことを発見し、もう既に破れているなら失敗してもいいなと思い立ち、繕ってみることにしました。

1回目

直す前

これは旦那氏のセーターです。見事に左脇の下に穴が開いています。確かユニクロのもので、素材はカシミヤ。

材料

中央の糸を使用しました。IsagerのAlpaca1、カラーは多分E2s。

Gavstrik Shawlを編んだときの残り糸ですね。Isagerの糸で繕い物とか……贅沢! でも相手はカシミヤですし、色ぴったりだったしいいか。

道具

この時はまだダーニングマッシュルームを持っていなかったので、何だったら代用できるか調べてみたところ、「マトリョーシカ……は持っている人少ないだろうからこれなら……」みたいな文面を見かけまして、うちにお土産で頂いたマトリョーシカがあったことを思い出しました。
まさかお土産のマトリョーシカが役に立つときがくるとは……。

諸般の事情で柄はお見せできないので裏側なんですが、5個入っているタイプのマトリョーシカで、大きいものから2番目のものを使用しました。ダーニングマッシュルームと似たような丸みだった。

が、少し高さがあったので、上半分のみを使用しました。ちょうどいい高さでしたし、机に置いたときの安定感がありました。

工程

それではマトリョーシカの頭に破れた部分をセットして、ゴムで固定します。
写真だとちょっと中央からずれちゃってますが(柄見せられない諸事情により)、写真撮った後に中央側に少しずらしました。ただ、最終的にまっすぐにはなっていない。まっすぐにしておけばよかった。

たて糸を張ります。

よこ糸を通します。編みっていうか織りですよね。

完成

左画像がビフォーアフター。右が遠くから見たときのやつ。
もうさ、繕ってるところわからなくない……? 脇の下なので、更に目立ちません。

反省点としては下記です。

  1. マトリョーシカの真ん中に破れた部分をセットすべきだった。場所によって歪みが出てしまった。
  2. マトリョーシカに編地を張ると、自然に置いた状態より伸びた状態になるので、たて糸は今のまま(=1目ずつ)でいいものの、よこ糸はもう少し間を開けてもよかった。具体的には、時々1段飛ばして様子を見てもよかった。

2回目

直す前

上記で直した旦那のセーターの別の部分が破れました。どこの場所だったか忘れましたが、多分腕かどこかだったと思う。

材料

糸は前回と同様、IsagerのAlpaca1です。

道具

今回からダーニングマッシュルームを導入。

クロバーのセットを購入しました。Clover ダーニングマッシュルームセット 〈ボックス〉 57-920 CL57-920。ダーニング用の糸もついています。

付属品は、

  • ダーニングマッシュルーム
    : 頭の部分が1つ、脚の部分が2つあります。机に置ける脚(クリボーみたいな形状になる)と、手で持つタイプの脚(しめじみたいな形状になる)です。これらは全て連結して収納することができます。
  • ダーニング用糸
    : カラフルな糸も売っていますが、旦那も私もカラフルな服を着ないので、地味な色で十分です。
  • はさみ
    : 使い心地試してないです。手元にあるはさみを使ってしまった。
  • とじ針3本
    : いずれも細めです。よくある3本セットの、一番細い針の前後1サイズずつみたいな感じ。
  • ゴム
    : なくしても手元のヘアゴムで代用できそうです。

これらが箱に収まっています。キッツキツで収まっているわけではないので、多少雑に仕舞っても問題なさそうです。これ、うれしいポイント。

工程

こちらの動画を参考にさせていただきました。正確にはダーニングとは違うね。

完成

で、やってみた結果がこちら。

普通にダーニングした方がよかったな……。

手持ちのかぎ針というかレース針の中で一番細いもの(レース2号)でやったのですが、セーターがハイゲージだったので、どうしても目が大きくなってしまい、繕った部分だけボコッと出てきてしまいました。

手編みのセーターを直す手段としては大変良いやり方だと思います。ただ、既製品のハイゲージセーターでやるものではなかった。

3回目

直す前

これは私のセーターです。ユニクロのカシミアのセーター。

袖の部分で、しかもメリヤス編みの部分と一目ゴム編みの部分の間くらいのところが破れてしまいました。

材料と道具

前述のダーニングマッシュルームと、セットについていた黒いダーニング用の糸を使いました。

工程

たて糸を通し、よこ糸を通し、という、一番スタンダードと思われるダーニングのやり方です。1回目と同じやり方。

今回、メリヤス編みと1目ゴム編みでまたがる箇所がありましたが、気にせずそのまま行きました。

完成

ちょうど画像の真ん中くらいが直した箇所なんですが、全然わからなくないですか……?
少なくとも、わたしは遠目でみたら全然わからないレベルだと思っています。

おわりに

や、なんかうまくいくもんなんですね。ここまで目立たせずに治せるなんて想像もしていませんでした。

ダーニング、はまりそうです!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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