はじめに
最近、靴下を人に差し上げる目的で編むことが増えたのですが、せっかく編んだのだからかわいく梱包したいというわたしのせめてもの乙女心(=足掻き)と、ソックヤーンで編んだ靴下を履いたり手入れしたりしたことのないであろう多くのアラサーの友人に向けて、手入れの方法を簡便に連絡するための手段を色々と考えた結果、最近はこんな感じでやっていますよというのをご紹介しようと思います。
尚、今回の記事は完全にわたしの趣味が入っているので、効果については保証いたしませんのでご留意ください。
完成品
出オチ感はありますが、最近はこのような形態に落ち着いています。
- ブロッキングした靴下を2つ折りにし、「rakuda knit」のカードとともに糊付きのクリスタルパックに入れる
- それとは別に、靴下の扱い方を書いたはがきサイズのカードを添える
順番にご説明させていただきますね。
クリスタルパック(OPP袋)
袋のサイズについてはかなり長い期間、様々なホームセンターを見ては「なんかちょっと違う……」というのを繰り返していましたが、ある日一念発起して浅草橋のシモジマに手編みの靴下の現物を持っていき、理想的なサイズのものを見つけました。
それがこちら。
先端が糊付きのものです。
OPP袋 透明袋 テープ付 HEIKO クリスタルパック T16-30 100枚 価格:620円 |
このくらい袋本体の長さがあると、メンズの靴下を入れて封をしても、袋の入り口の糊のついたところが、丁度裏側の真ん中くらいに来るようになります。
下の画像をご確認いただきたいのですが、左が前から見た様子で、裏側の真ん中位の赤線が引いてある部分くらいに、糊のついたところの先端が来ています。
尚、わたしは「糊のついたシールの先端にシールやマスキングテープを貼る」などということは特にしていません。理由は、表側の見える位置に、そこそこ手が込んだ「rakuda knit」のカードを入れているというのと、あんまりごちゃごちゃしすぎるのもな、という考えからです。
単に面倒くさがっているだけ、という考え方もあるかと思います。
カード類
rakuda knitのカード
材料は名刺サイズのカードです。
今うちには無印のカードと、確かセリアで購入した200枚入りの名刺サイズのカードがあります。正直そこまでの違いを感じないので、セリアのものでいいと思います。お安いしね。
かどまるPROを使用して角を丸く落としています。
かどまるPROでは角を落とす際のサイズをS・M・Lで選べますが、rakuda knitのカードの場合は、Mを使うことが多いです。
さて、そこに「rakuda knit」のスタンプを押していきます。
大文字のスタンプも持っていますが、最近は小文字のスタンプを使っています。
この、rakuda knitのスタンプを押す→かどまるPROで角を落とす、という工程を踏んだカードを、わたしは複数枚ストックするようにしています。
スタンプを出したり片付けたりするのは、ちょっと面倒だからね。
さて、この基本の「rakuda knit」のカードに、時たま興が乗って足のサイズを入れることもあります。
足のサイズは、かれこれ20年近く前に買った下記のスタンプで入れていますが、小文字スタンプと字体の乖離が大きいので、新しいものを検討したいところですね。
さて、スタンプ台ですが、わたしは濃いめの色5色に、薄めの色2色を持っています。
濃いめの色はrakuda knitの文字に、薄めの色は足のサイズ表記のために使っています。
濃いめの色はツキネコ クラシックというもので、クリムゾンレッド、ネイビーブルー、インペリアルパープル、オキニスブラックの4色を持っています。これも20年近く前に購入したものと思われるのですが、まだ現役で使えています。在庫限り終売だそうです。
現行品は同じくツキネコ社のバーサファイン・クレアですね。フォーリンリーブスというこげ茶色っぽいカラーを持っています。
薄い色は、こちらもツキネコ社のバーサマジックです。わたしは決してツキネコ社の回し者ではありませんが、こういう渋めに行こうとするとツキネコ社なのでしょうか。スタンプ事情に詳しくない……。
緑の方がGD-081、黄色がGD-082です。
取扱説明書
完成品は上記。
字が汚いのは目を瞑ってください。これでも昔よりはマシになったのです。
まず、はがきサイズのカードを用意します。わたしは無印のものを使用していますが、どこのカードでもいいと思います。
続きまして、かどまるPROを使用して角を落とします。SMLのうち、Lサイズを使っています。
で、ガラスペンで注意事項を書きます。
ガラスペンでなくても、普通のペンで書けばいいと思うのですが、わたしは万年筆インクの沼に若干はまりつつあるので、ガラスペンで書いています。
ちょいちょいインクを変えて書きたいのと、致命的に面倒くさがりなので、万年筆のコンバーターを洗ったりなんだりという作業には向かないので、わたしはこれからもガラスペンを貫こうと思います。
ちなみにわたしのガラスペンは下記です。
2021年のクリスマスに自分用のプレゼントとして買いました。
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今回のカードで使用したインクは下記。
正直使い切れるか不安なくらいに内容量が大きい(40ml)のですが、店舗に行って色々見比べている中で、もうこれしかないという、まあ一目惚れです。ええ、緑好きなので……。
カードに書く内容はこんな感じです。
- 組成(ウール75%、ポリミアド25%とか)
- ネットに入れて
- 洗濯機で
- 40℃以下で
- 柔軟剤なしで
- 普通の洗剤で洗う
- 糸の名前
今回は右下にスタンプを押しましたが、押さない場合もあります。文字の分量と余白によりますね。
もし、靴下とか毛糸とからくだのスタンプでかわいいのをご存じであれば教えてください。らくだグッズって結構ないんですよね……。
送り方
さて、靴下を郵送する場合の方法についてです。
わたしはA4封筒で普通郵便を使って送ることが多いです。送料をケチっているとか言わない。
ただ、絶対やめた方がいいという送り方があって、レターパックライトを使用するのはやめましょう。理由は、レターパックライトは「押しつぶさない状態でケージをくぐるサイズ」みたいな規定があり、毛糸の靴下だったりクリスタルパックは空気を含むので、厚さがオーバーして返送されてきたことがあります。
おわりに
ということで、わたしの靴下の送りつけ方についてご説明させていただきました。
趣味に走りまくっていてすみません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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