はじめに
タイトルの通りですが、私の編み物遍歴をご紹介させていただきます。
母が短大の家政科と編み物の専門学校を卒業し、一時期編み物の講師をしていた割に、ほぼ本から情報を得ました。
~小学校入学
記憶にはないのですが、どうやら母に最初に教えられたのは棒針編みだったようです。が、進捗がわかりづらいため早々に放棄したようです。
三つ子の魂百までといいますが、確かに今でも私は進捗がわかりづらいとイライラを通り越して不安になるタイプです。
その後かぎ針編みを覚え、鎖編みであやとりの紐を作ったりしていました。たまに細編みもしましたが、目が正しく拾えていたかは定かではありません。
小学校時代
小1になってから改めて棒針を覚え、小2の時にはメリヤス編みでマフラーを編んで端っこをくるんくるんにしたりとかしていました。
そして小4の頃、初めて編み物の本を買ってもらい(それまでは母の本棚から「編み物の基礎」的な本を見ていました)、大作に挑戦しました。
ごくごく一般的な、ポンポンつきの赤いニット帽です。
多分今だったら休日1日で編めます。
編めますが、メリヤス編みでマフラーをくるんくるんにしていた人にとっては大きな進歩です。おそらく四本棒針で編んだのも初めてだったでしょう。編み目の美しさはさておき、人に説明できるレベルのものを編んだのはこれが初めてでした。
中学校~高校生時代
部活や習い事漬けで編み針を手に取ることも少なくなっていましたが、時々思い出したかのように花モチーフなど作ってはほどき、作ってほどきを繰り返していました。
また、当時はミサンガが流行っていたこともあり、マクラメをよくしていました。
大学時代
私の中ではビーズ全盛期で、編み針を手に取ることもなくなっていました。
社会人その1
就職して実家を出た時は、編み針さえも持っていきませんでした。
その後帰京して転職活動をする際、編み物を再開しました。まずはグラニースクエアです。
正直これも見せられたもんじゃないですが、晒す。
まず手が安定してないのでモチーフの大きさがまちまちですし、繋げる前にアイロンをかけなかったため、繋ぎの糸を引っ張りすぎてしまっています。
これ、大丈夫なんだろうか? 本当に人に見せていいやつ?
ここで母から金言を得ました。
- 編み物は仕上げが全てを決める。編むのが2割、仕上げが8割。
- (かぎ針編みの引き抜き編みの位置を質問した際)編み物に正解などない。ただし、一度決めたやり方は変えずに貫くこと。
その後、編み物の動画を観ながらあみぐるみを作ったりもしましたが、転職先が決まったところで編み物を一旦ストップしてしまいました。
社会人その2
結婚後、落ち着いてからしばらくした後、思い出したかのように編み物を始めました。
まずはグラニースクエアのブランケット。
それからしばらくブランケットばかり編んでいましたが、ある日
「こんなにブランケットばっかいらんわ!」
(西日本在住経験がありますので、唐突に方言が出てくることをお許しください。ちなみに、おでんのごぼう巻きはごぼ天と呼ぶ派です)
となり、もっと小さいものを編むことにしました。
そこでクチュリエが登場します。
「かぎ針編みで咲かせよう 季節のお花モチーフ 200の編み図デザイン」
かぎ針編みで咲かせよう季節のお花モチーフ200の編み図デザイン [Couturierの本] (<CD-ROM>) 価格:2,970円 |
200モチーフとつなぎのモチーフを編み終えた後、何かもっと小さいもので、自分で使えるものをと考えていたときに出会ったのが、梅村マルティナさんの著書、
「しあわせを編む魔法の毛糸 マルティナさんのお話とOpal毛糸の作品集」
書籍 しあわせを編む魔法の毛糸-マルティナさんのお話とOpal毛糸の作品集- 扶桑社 (B)z5bj 価格:1,540円 |
とYoutubeでした。ここで靴下編みとソックヤーンの沼へと入り込むことになります。
おわりに
編み物歴の長さの割に、大した編み物遍歴ではないことを重々ご理解いただけたことと思います。また、アフガン編みにはまったく手をつけずに来てしまいました。
これからは、そういう目(どういう目?)でぬるく見守っていただけますと幸いです。
最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。
編むぞー!
コメント
はじめまして。40代にして編み物初心者のamachiと申します。
200のモチーフ編みに憧れて本を買いましたが謎だらけで、らくださんの解説はほんとうに有り難いです。
これからも更新楽しみにしています!
amachi様
ご覧いただきありがとうございます。
わたしもまだまだ編み物初心者ですが、そういっていただけますと大変ありがたいです。
200のモチーフ、最近更新が滞っていますが、そのうち更新再開させたいですね。またよろしくお願いします。