Mondimの毛糸で靴下を編みました。ミニ輪針の限界……?

編み物
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はじめに

Mondimの単色にて靴下を編みました。

ずっと気になっていたMondimですが、なんとフリマアプリで入手することができ(しかもおまけまで!)、なんともいい時代になったなぁと思う次第です。

材料と道具

材料

Mondim Retrosaria Rosa Pomar、色番は307番です。

赤身がやや混じっているチャコールグレー~墨黒くらいの色です。
素材はウール100%。

先ほど、毛糸をフリマアプリで購入したと申し上げましたが、出品者の方が同色の余り毛糸を20gほど分けてくださいました!
そのため、手元に 毛糸玉100g + 余り毛糸20g =120g あることになります。ありがたや……。

道具

Addiのソックロケッツ 80cm、2.5mm。

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それからAddiのソックワンダー2.5mmです。ミニ輪針、非対称輪針です。

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後述しますが、今回の靴下はソックロケッツだけで編んでよかったような気がします。

編んでいる途中のこと

Mondimの編み心地

初めてMondimの毛糸を触り、そして編みました。

ラベルを見ると、100g 385mなので、Opalより若干太いかなくらい。
推奨針は2-4mm(US1~6号)となかなか幅があります。
ゲージは、24~32目、30~48段と、こちらも幅がありますね。

ゲージについては、推奨針の太さに幅があるので、ある程度幅が出てくるのは仕方がないのかなと思いました。

さて、編み心地ですが、普段はOpalの4plyの毛糸を編むことが多いので、それとの比較になります。

  • 見た目、編んだ感じともにOpal 4plyよりやや太い。
  • 編み心地は、Opalよりやや存在感がある感じ。編みやすい。みっちり編める。

今回の靴下は、コンセプトを「マーガレット・ハウエルに売っていそうな靴下」と定めて編むことにしました。ちょっと肉厚で、でも色はそんなに主張しない、シンプルな靴下です。

1周の目数を変えてみました

今回、2目ゴム編みの靴下にしたかったので、いつもの1周60目から64目に上げてみました。
2目ゴム編みの場合、目数を8の倍数にして編むとやりやすいですよね。

つま先とまちの引き上げ増し目について

白状しますと、私、いままで右も左も右増し目で増やしていました。

……いや、すみません。ほんとに。左増し目の存在に気付いてなかったんですよ!

なので反省して、今回の靴下からは心と技術を入れ替え、編地右側では右増し目、左側では左増し目にて増やすことにしました。

ゴム編み靴下ではミニ輪針が使いづらい説

今回、ボトムアップ(つま先から編む)で靴下を編んだのですが、1足目の靴下は、

  • つま先はソックロケッツ(80cm輪針)
  • つま先編み終わり~まちの始まるところまでのFootの部分はソックワンダー(ミニ輪針)
  • まちはソックロケッツ(80cm輪針)

にて編みました。

Footの部分とまちの部分の編地を比べてみた結果、Footの部分の編地が妙に汚いのですね。
なぜだろう? と思いながらも、かかとを編み終わった後の足首部分、Regの部分をソックワンダー(ミニ輪針)で編んでいたら、その理由がわかりました。

今回、Footの足の甲側とRegの部分を2目ゴム編みで編んでいました。
2目ゴム編みで編むと、メリヤス編みの編地よりゲージが小さくなります。
ということは、ミニ輪針の周径が編地の周径(メリヤス編みより小さい)に比べて大きくなるため、編みづらくなり、ひいては編地の乱れにつながってくるのかなと思いました。

なので、靴下全体をゴム編みで編む場合は、ミニ輪針を使用せず、マジックループまたは5本針で編むのがいいように思いました。

いや、妙に編みづらいとは思っていたのです……。
道具ひとつでここまで編地が変わってくるとは思ってもいませんでした。

上記のことに気付いてからは、ミニ輪針の使用をやめ、ソックロケッツ(80cm輪針)で全体を編むことにしました。
その際、特にマジックループでゴム編みを編む場合は、針の隅の部分が伸びやすくなるので、4段に1回、4目ずつ回転させて編んでいます。

それにしても靴下編みって本当に奥が深いですね……!

データ

  • 使用毛糸:Retrosaria Rosa Pomar Mondim 色番307 計68.8g。
  • 使用針:Addi 80cmソックロケッツ 2.5mm、25cmソックワンダー 2.5mm(1足目のみ)。
  • Judy式作り目で28目作り目→64目まで引き上げ増し目で増やす。
  • 足先から14.3cmになるまで編む(足のサイズ:25.0cm)。次段から底部分で引き上げ増し目とメリヤス編みの段を繰り返し、底が54目になるまで編む。
  • かかとはラウンドヒール、引き返しは22目、ドイツ式引き返し編み。引き返さない目は12目。
  • 脚は88段。
  • Jeny式伏せ目。

おわりに

なんやかんや、この靴下編むのに1ヶ月以上かかっていました……!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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