つま先から編む猪谷さんの靴下を編みました

編み物
スポンサーリンク

はじめに

「猪谷さんの靴下」をご存じでしょうか。

「暮しの手帳 4世紀45号(2010年4-5月号)」と「暮しの手帳別冊 こころとからだのあたため読本(2012年12月5日発売)」に掲載されているようです。
いずれも既に絶版になっていて、ネットではプレミアがついています。

私はまだこれらを手に取ったことがないため、近隣市町村の図書館から取り寄せいただいているところです。

そんな猪谷さんの靴下(以下、猪谷靴下)は履き口から編むトップダウンの靴下なのですが、これをつま先から編むトウアップの靴下にしてご紹介いただいているサイトさんがあり、ありがたく拝見させていただき、編んでみました。

輪針2本でつま先から編む猪谷さん靴下 その1

追記(2022/1/23)

「暮しの手帖」第5世紀15号(2021年冬号)にて、「猪谷さんの靴下のその後」が掲載され、編み方を解読しながらトップダウンでも猪谷さんの靴下を編んでみました。

その際に孤軍奮闘した様を書き連ねてみましたので、「暮しの手帖」の通りに編みたい方は是非ご覧ください。

暮しの手帖を見ながら猪谷さんの靴下を編みました。果てしなく長い道のり


暮しの手帖 5世紀15号

1足目

1足目は、サイトの段数目数通りに編んでみることにしました。
ご紹介いただいているサイトでは、幅広の24.0cmを想定しているとのことです。私の足は足幅普通の25.0cmですので、紹介されている針より少し号数を上げて(詳しくは後述します)編んでみました。

材料と道具

材料

このサイトでご紹介いただいている猪谷靴下では、中細毛糸が3~4本、極細毛糸1本が必要で、中細3本取り、中細3本+極細1本取り、中細4本取り、の計3種類の取り合わせのパターンがあります。

まず、中細毛糸のうち3本は、200のお花モチーフを編んだ時の残りの毛糸を使用することにしました。

マンセル メリノクイーンの1048番(青)、1028番(緑)です。
中細が4本必要なパターンが来た場合は、1048番(青)を2本取りにして使用することにしました。

毛糸 『マンセル メリノクイーン 中細 30g 1048番色』 mansell マンセル【ユザワヤ限定商品】

価格:365円
(2021/1/28 11:43時点)

毛糸 『マンセル メリノクイーン 中細 30g 1028番色』 mansell マンセル【ユザワヤ限定商品】

価格:365円
(2021/1/28 11:43時点)

残りの中細1本と、極細毛糸の代用としては、Opalを使用しました。

まずは中細1本から。Opalの4本撚りは中細毛糸と太さが大体同じです。
KFS127「気仙沼ゼブラ」を使用しました。

毛糸 Opal-オパール- 気仙沼カラー KFS127.ゼブラ/アイボリー・チャコール系 (M)_b1j

価格:1,870円
(2021/1/28 11:48時点)

残りの極細毛糸ですが、実はこれを編み始めたときは、極細毛糸を持っていなかったんですね。
猪谷靴下では極細1本を中細0.5本分として使用しているようなので、

  • 中細1本(=Opal 4本撚り)+極細1本
  • Opal 6本撚り

は同じ太さとして考えて良いのではないかと思いました。

そこで使用したのがこちら。KFS164「気仙沼ゼブラ ぽっちゃり君」(6本撚り)です。

毛糸 Opal-オパール- オリジナルカラー6本撚り ぽっちゃり君 KFS164.ゼブラ/アイボリー・チャコール系 (M)_b1j

価格:1,870円
(2021/1/28 12:33時点)

この毛糸+中細2本で3.5本分ができますね。

まとめると、

  • 中細3本:メリノクイーン青・緑、気仙沼ゼブラ(4本撚り)
  • 中細3.5本:メリノクイーン青・緑、気仙沼ゼブラ(6本撚り)
  • 中細4本:メリノクイーン青2本・緑1本、気仙沼ゼブラ(4本撚り)

をそれぞれ使用しました。

道具

Addi プレミアム 80cm輪針の3.75mmを使用しました。先の細いソックワンダー レースではないものです。

addi メタル輪針プレミアム105-7(6号-10号)【ネコポス便対応】

価格:1,089円
(2021/1/28 12:41時点)

買い間違えたものをそのまま使いましたが、今回のように細い毛糸を数本取りする場合は、レースの方がやりやすいような気がしました。

addi メタル輪針【Sock Rockets】775-7(6号-10号)【ヨーロッパ版】【ネコポス便対応】

価格:1,089円
(2021/1/28 12:42時点)

さて、今回の指定針は5号(3.6mm)の40cm輪針が2本です。
私は、3.75mmの80cm輪針1本で、マジックループで編みました。

まず針の太さですが、出来上がりサイズが24cmになるとのことだったので、少しでも大きくなるよう、5号より少しだけ太い針にしました。5号相当のメタル針がちょうど規格にないこともあります。今回は最大で糸を4本取りにするので、竹輪針だとへし折りそうで怖いというのもありました。
3.75mmって、5号(3.6mm)と6号(3.9mm)のちょうど中間ですからね。

そして、輪針2本で編むのを1本で編んだのは、単純にこの太さの40cm輪針を持っていなかったからです。
結果的には、80cm輪針で十分編めました。

編んでいる途中のこと

増やし目の方法

つま先を編む際の増やす目は、ねじり増し目で増やしました。
というのも、よくあるつま先の増し目では、増やす段→増やさない段→増やす段……の繰り返しなので、引き上げ増し目でもねじり増し目でも問題ないのですが、今回は増やす段が連続するため、引き上げ増し目で編んでしまうと出来上がりがきれいにいかなくなってしまう懸念がありました。

つま先を編んだ後も、脚部分で何か所か増やし目をする箇所がありますが、この時の増やし目は引き上げ増し目でもいいと思います。私はつま先との整合性を取りたかったので、ねじり増し目にしました。

かかと編みの後半

かかと編みの後半に差し掛かると、「右隣りの目の一段下にくぐらせ」るという記述が出てきますが、この時はかぎ針を使うとやりやすいと思います。

目数段数

サイトに記載の通りに編みました。

編み上がり

編み上がりはこんな感じ。1足で59.9g。
写真でみるとゼブラっぽい柄が目立つように見えますが、実際はもっとさりげない模様になっています。

履いてみると……うん、小さいですね。
かかとをギリギリ押し込んで、という感じでした。横幅も広がってしまっているので、私サイズにするにはもう少し目数も増やした方がいいかな。

ソックブロッカーに履かせた感じだと、23.5cmくらいの方がちょうどいい感じではないでしょうか。

ということで、ちょうど「気仙沼ゼブラ」の6本撚りが切れたこともあり、次の靴下を編み始めました。ちなみに、編むのにかかった時間は1日です。

2足目

今回の目標は「自分の足サイズの靴下を作る」ことです。目指せ25.0cm。

あと、ずっと避けて通ってきた1目ゴム編み止めを唐突にやってみたくなり、こちらも初挑戦です。

材料と道具

材料

NOVITA 7 BROTHERS MULTIRAITAの810色です。
2019年にユザワヤで購入。

赤、青、緑、白、ベージュという、なんとも王道なカラーの組み合わせです。
100gで210mなので、中細毛糸約2倍の太さがあります。今回は中細2本分として使用しました。

続いて中細毛糸1本目、ハマナカ 純毛中細の40番色です。

ハマナカ毛糸 ハマナカ純毛中細 ページ2

価格:431円
(2021/1/28 13:55時点)

最後の最後、2足目のゴム編みの丁度中盤辺りでこの毛糸がなくなってしまいましたので、マンセル メリノクイーンの1036色を代わりに追加しました。画面でわかりますかね、履き口の色の方が少し緑が濃くなっています。

毛糸 『マンセル メリノクイーン 中細 30g 1036番色』 mansell マンセル【ユザワヤ限定商品】

価格:365円
(2021/1/28 13:56時点)

もう1本の中細が、マンセル メリノクイーン1022番色。

毛糸 『マンセル メリノクイーン 中細 30g 1022番色』 mansell マンセル【ユザワヤ限定商品】

価格:365円
(2021/1/28 13:58時点)

極細毛糸がパピー ニュー2PLYの251番色です。濃い緑です。

毛糸 極細 パピー 109 ニュー2PLY 1玉 色番234~260 毛 ウール【取寄商品】

価格:421円
(2021/1/28 14:00時点)

さて、色の組み合わせですが、こんな感じで編みました。

  • つま先:NOVITA、純毛中細、ニュー2PLY(中細3.5本分)
  • 本体:NOVITA、純毛中細(中細3本分)
  • かかと:NOVITA、純毛中細、メリノクイーン1022番(中細4本分)
  • 履き口ゴム編み:メリノクイーン1022番2本取り、純毛中細(足りない部分はメリノクイーン1036番)(中細3本分)

ややこしいですね。ごめんね!

道具

Sheeplオリジナル輪針 80cm 5号です。

【Sheeplオリジナル輪針】80cm 竹製 輪編みに最適 ナイロンコードで柔らかく編みやすい

価格:880円
(2021/1/28 14:04時点)

前回(3.75mm)より細い竹輪針です。
前回編んでみた限りでは、4本取りの糸を竹輪針で編んでもへし折ることはなさそうだったので、今回は竹でいきました。
この針は、先が細い上、コードと針のつなぎ目がスムーズで編みやすかったです。

編んでいる途中のこと

目数段数増やしました

編み始めの目数は前回と同じにしましたが、全体目数を1周4目ずつ増やしました。

また、段数もちょこちょこ増やしています。
今回は、編む前にエクセル入力して、その通りに増やしました。

編みながら考えることって結構難しいと思うので、私は事前に計算してから編む派です。
1回編んで要領を掴んでいたことも大きいです。

1目ゴム編み止めに挑戦しました

前回はJeny’s Surprisingly Stretcy Bind Off(ジェニー式伏せ止め、JSSBO)にて履き口を仕上げました。

今回は自分用のルームソックスで、失敗しても誰にも見せないというのもあり、思い切って挑戦してみることにしました。
参考にさせていただいた動画はこちらです。めっちゃわかりやすかった。

以下、メモです。

  • 思ったより糸を引き締めてしまって大丈夫。特に最初の何目かは糸がゆるみがちなので、都度引き締める。
  • 2目め(裏目)にもマーカーをつけておいた方が、最後1周とじ終わった時に糸を通す場所がわかりやすくて良い。
  • 個人的には仕上がりも好みだし、針で糸を通すこと自体もリズミカルに進むので、数ある糸始末の中では上位に食い込むくらい好きかもしれない。というか、楽しい。またやろう。

編み上がり

こんな感じ。2足で145.4g。

NOVITAの段染め糸が余ってしまったので、ゴム編みの途中までNOVITAの糸を使うのでもよかったかもしれません。

履いた感じはスポーツソックスのよう。
心配していた履き口の1目ゴム編み止めに関しても、JSSBOと伸び率はそんなに変わらない感じかな。理想ほどは伸びませんでしたが、十分に履けます。

また、サイズも25.0cmにちょうどぴったりでした。

おわりに

今、早速完成したばかりの2足目の靴下を履いていますが、暖かいですね!
たくさんある余り糸の消費にもいい感じですし、これからガンガン作っていこうと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました