はじめに
三國万里子さんの「編みものこもの」より、ノルディック柄のセットを編みました。
指なし手袋とキャップのセットです。
編み物の本って、1冊本を買って、1つか2つ編めたらいいのかな、という印象ですが、この本には今回のもの以外にも編みたい! と思うものがたくさんあります。
マフラーとニットキャップが軒並み気になっています。
材料と道具
材料
本に指定されている通り、パピー シェットランドを使用しましたが、色番を変更しています。
地色の方は、7番色のサンドベージュを指定されていましたが、私は8番色の、ニュアンスのある白を使用しました。
柄糸は、20番色の濃紺から変更ありません。
毛糸 ポイント7倍 並太 パピー シェットランド 色番2~32 毛・メリノ 523 在庫商品 価格:597円 |
道具
共通
今回編み込みが初めてで、もう一杯一杯だったため、道具に頼ろうと。
オカダヤで購入した、編みこみ用に糸を分ける用の指サックのようなものを使用しました。
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これ、威力が本当にすごくて。
若干サックの中で指が蒸れるのが難点ではあるものの、糸を4色分までセットさせることができます。
これあるとないのとは全然違う。
よく、編み込みのためにフランス式とアメリカ式を両方マスターされる方もいらっしゃいますが、私はちょっとその根性がなかったので……。
文明の機器に頼ってしまいました。
指なし手袋
詳しくは後述しますが、完成品となったものについては、80cmのソックロケッツで編んでいます。
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ニットキャップ
クロバーの棒針セットの中から、該当する太さの針を使用しました。
Clover 匠 棒針セット II 45-135
編んでいる途中のこと
指なし手袋
何せ編み込み初体験だったので、完成に至るまで、これだけの数を作りました。
上が完成品、下が没となったものです。
それぞれ、編んだ順に解説させていただきます。
- 編み込み初体験。全ての原点。
2つ目を編み終えたときに、妙にでかいな……と思ったため、没に。
とりあえず柄ができた! ってだけでいいかな。 - 1を編み終わった後、これを編んでみたところ、1に比べて妙に小さくなってしまいました。
今考えればこちらの方が正しい? ゲージにより近いはずなのですが、何かがおかしい、もう一度編み直してみよう、と考えて没に。 - 3と4はほぼ同時期に完成。1と2のサイズ感の違いに疑問を抱いたため、両方編みなおしてみました。
- 3で前述。ここまで2019年か2020年春ごろまでに作成。
- 3で親指の拾い目を間違えたため、つい最近制作。Sheeplさんの5本針で編んでみました。
そうしたら、3と4と明らかにゲージが違っていたので、これはこれで没に。編み込みの裏糸が張ってしまったのか、つけると少しつっぱってしまいます。
5本針には靴下を編んでいた関係で慣れられていたので、もし色違いで編むなら、今後も5本針で編むかもしれない(実際は目数の関係上、4本針にして編みましたが)。
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キャップ
つい最近作りました。2日くらいでできたでしょうか。
ゴム編みに隠れたところにあるメリヤス編みと、編み込み部分の方が断然ゲージが小さい。まだまだですね。
本では4本針をご指定でしたが、目数の関係上、5本針がある方はそっちの方が編みやすいかと思います。私も5本針で編みました。
ポンポン
ハマナカさんのポンポンメーカーを購入しましたが、使用しませんでした。
ポンポンメーカー ぽんぽんメーカー / Clover(クロバー) スーパーポンポンメーカー 大セット (NEW) 価格:554円 |
理由は、本で指定の巻き数にすると、ポンポンメーカーの内部がスカスカになってしまったからです。
これでは巻き終わってからエッジを切り取った際に、せっかく巻いた毛糸がボロボロになってほどけてしまいます。
しょうがないので牛乳パックにでも巻くか、牛乳未開封なんだけど……等と考えていたら、ポンポンの直径的にもちょうどいいものがありました。
ソックブロッカーです。
ニットプロさんに怒られるよ……?
まあでもこれでちょうどよかったのでよし。
おわりに
紆余曲折を経て、数ヶ月越しのプロジェクトがようやく終結をみました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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