リピートしたくなる棒針編みの冬小物よりフェアアイル帽を編みました

はじめに

「リピートしたくなる棒針編みの冬小物」より、フェアアイル帽を編みました。

編もうと思ったのが実は2020年の話で、実は当時既に糸を用意していたのですが、なかなか着手できず……。
先日、「風工房のニット小物」に載っている、同じ糸で同じくフェアアイルの帽子を編んだので、その流れで着手し……たのはいいものの、最後に編み終わって糸始末と水通しをする段になって放置していました。編み物をされる方にはご理解いただける現象だと思われますが、わたしは大体そんな感じです。

材料と道具

レシピ

「リピートしたくなる棒針編みの冬小物」よりフェアアイル帽です。風工房さんのデザインです。

この本、大好きな本です。
過去にも何作か作品を作っていますが、他にも作りたいのが色々あります。

材料

パピー　ブリティッシュファインの各色です。
今回のメインカラー（リブ編みに来る色）は010の薄グレーです。

尚、先ほど「風工房のニット小物」に載っている同じような帽子を編んだという話をさせていただきましたが、上記の画像はその帽子を編む前の状態です。実際は編み始めの時点ではもうちょっと減っていた。
結構重複して使う色が多いので、両方の書籍をお持ちの方は、編み比べてみるのも面白いかと思います。

道具

編み始めがかなり前（多分2020年の秋とか……）だったので、正確なところがわからず恐縮なのですが……。

まず、ゴム編み部分が恐らく1号。恐らくSheeplさんの40cmのものだと思われます。

で、本体がKnit Proの付け替え金属輪針、恐らく3号と4号ですね。コードはKnit Proの40cm用と80cm用。
前回は頭頂部を編む際に5本針を使用しましたが、今回はここで80cm輪針を使用しています。

編んでいる途中のこと

付け替え輪針の号数の使い分け

ゴム編みの部分は1号の40cm輪針で、恐らく1年半くらい前に編んでいるので、そこは置いておくとして……。

今回は前回と同様、本体をニットプロの付け替え輪針で編みました。
1色のみの段はフランス式で3号、模様編みの部分はフランス式とアメリカ式のハイブリッドで4号で編んでいます。
前回も感じましたが、メリヤス編みの段をすべてフランス式で編むのであれば、模様編みの部分は針を1号上げる感じで良さそうです。

で、この次の次に編んだもの（完成はしたものの更新が滞っている）を編んだ時に感じたのですが、もしかしたらメリヤス編みの段をすべてアメリカ式で編んだら、針の太さを変えてあげる必要はないんじゃないかと感じました。
それで良さそうであれば、針の付け替えはないので、少し楽になりそうです。アメリカ式は慣れていないのでそこは大変なんですが……。

頭頂部の目を減らすときの針

頭頂部の減らし目について、靴下用の5本針で編むのと、80cm輪針で編むのの両方試してみましたが、80cm輪針の方が楽だったように思います。

今回は1周168目だったのですが、1回目の減らし目が終わったときくらいまでは40cm輪針でいけましたが、それ以降はマジックループの方が編みやすいのではないかと思います。
もっと言うと、80cm輪針だと、帽子の径に対してマジックループで目を休めておく部分のコードが短すぎるので、本当は100cmとか120cmとかの長いコードでやる方がいいと思います。

わたしは、付け替え輪針セットを購入した際についてきた長いコードを持っていますが、今回はそこまで思い至らず、80cmで無理やりやりました。
それにしても、こうやって輪針って増えていくんですね……（遠い目）。
まさか80cmよりも長い輪針を必要とする時がくるなんて思ってもいませんでした。靴下編むだけなら80cmで十分でしたからね。

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糸始末について

糸始末の際に新たな発見があったので共有します。

編み込みで糸が変わるとき、元あった糸に新しい糸を結び付けるようにしているのですが、糸始末の際に、新しく結びつけた方の糸を、糸をつける前の方向（＝古い糸で編んでいる方向）に持っていかないと、糸が切り替わるところで穴が開きます。
どうしても新しく結んだほうの糸を、糸をつけた方に持っていきたくなりますが、それだとあまりよくない結果になってしまいました。具体的には、段の初めと終わりのつなぎ目のところらへんで、縦に編地が薄くなる箇所ができる。

説明が下手で申し訳ないです。いい言い方が浮かんだら追記しに来ます。

メモ

• 「リピートしたくなる棒針編みの冬小物」より「フェアアイル帽」。
• 使用糸：パピー　ブリティッシュファイン各色　計39.6g。

おわりに

編み込みの奥が深すぎて困惑しています。いや、でも楽しい！

透かしやレーシーなものより、なわ編みとか編み込みの方が自分に似合う気がしているので、透かし編みよりもこちらの方面を伸ばしていきたいところです。

またいい帽子のレシピ（かつ、ブリティッシュファインで編めるもの）があれば、挑戦してみたいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。