はじめに
写真カテゴリーをご覧になって頂いている方には青天の霹靂かと思われますが、実は私、200枚ものお花のモチーフをかぎ針編みで編み、そしてそれを撮影しました。
かぎ針編みで咲かせよう季節のお花モチーフ200の編み図デザイン [Couturierの本] (<CD-ROM>) 価格:2,970円 |
その時に気を付けたことや反省点など、備忘程度に書き留めていきたいと思います。
使用機器
カメラ
X-T20を使用しました。
富士フィルム X-T20 ボディ ブラック Xシリーズ [ミラーレス一眼カメラ] 価格:71,280円 |
レンズはXF18-55mm F2.8-4R LM OISです。
X-T20とセット販売されているものですが、これがなかなか優秀。
私は旅行の際にも、X-T20にこれをつけっぱなしにしていることが多いです。
フジフイルム XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS 価格:61,932円 |
その他用意したもの
- 綿麻の布
麻のざっくり感は捨てがたかったのですが、どうしてもシワになりやすいので、綿入りを購入しましたが、大正解。
他に用意していたものは、特売のフェルト(何故かピンクとオレンジ)、帆布2種(ベージュ系とブラウン系)、ガーゼ布(今や希少?)でしたが、この布が一番しっくりきました。 - レースのカーテン
常々うちにぶら下がっているものですが。
無印のレースのカーテンを使用しています。柄は何もなく、ただ白く透けているもの。 - 背もたれのない椅子
うちには電子ピアノがあるので、その椅子を借用しました。
背もたれがないので、余計な影が映り込まず便利。
撮影環境
上から見るとざっくりこんな感じです。ざっくり。
隣室 お花 レース
照明 モチーフ カーテン
お花モチーフを隣室照明とレースカーテンからの外光で照らす形で撮影しました。どちらかというと外光強めの方が影が映りこみにくかったので、レースのカーテンに寄せて椅子を設置し、その上に綿麻の布を掛けました。
良かった点
一日に全てのお花モチーフを撮影したこと
多分、途中でやめていたら投げ出してしまっていたと思うんですよね。
貼れた休日の朝10時~11時半くらいを費やして、すべてのモチーフを撮影しました。
綿麻の布を使用したこと
お花モチーフ以外の撮影も、大概はこの布の上で撮影するようにしていますが、これ、適当に畳んでそのへんに置いておいてもシワが付きづらいです。
帆布を買ったのに使用しなかったのにはそこにも理由があり、洗濯してシワがつきづらいように干し、強めにスチームアイロンをかけてもなかなかまっすぐになりませんでした。
今後、私のブログでも頻繁にこの布は使用されることと思います。
反省点
カメラのホワイトバランスをオートにしていた
ブログやインスタの写真を撮影する際は、いつも明るさを+2/3に上げているんですね。
そこはいいのですが、今回撮影したお花たちは白が強いものもあり、濃い色のものもあり、また赤系もあれば青系もあるような状況でしたので、ホワイトバランスに結構大きな差が出ました。
こちらをご覧ください。
1点のみ明るさをパソコンで調整しましたが、すべてホワイトバランスはオートのまま調整していません。
どれかのホワイトバランスで固定しておけばよかったと猛省しています。
悩んだ点
三脚を使用するかどうか
今回は三脚を使用せず、椅子の上に綿麻の布を敷き、その上にお花モチーフを載せて、カメラは手持ちで撮影しました。
本来ブツ撮りであれば三脚を用いて斜め上から撮影、というのがセオリーだと思いますが、様々な方向から光が入り、上から覆いかぶさる私の影は映らなかったので、楽な方法でいってしまいました。
一度に大量のものを撮影する際には、楽かどうかも重要なポイントだと思います。
実際は、翌日腹筋と背筋が筋肉痛になったのですが……。
撮って出しするかどうか
私はFUJIFILMのカメラの色に絶大な信頼を寄せているのですが、設定は変えずとも対象の色によっては明るすぎたり暗すぎたりするものもあります。
結論として、明るさとトリミングのみパソコンで調整したものもありますが、その他は調整しないことにしました。
200枚も調整するなんて、やっていられません。
なので9割は撮って出しです。
おわりに
一度に数百枚の似たような写真を撮ることなど、そうそうないかとは思いますが、誰かのご参考になれば。
ホワイトバランスに不満があっても、もう私は撮り直しませんからね。今回学んだこととして心とここに残しておきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント