はじめに
2月にマルティナさんのイベントで松屋銀座に行ったときに、マルティナさんのイベントは8階で開催されていたのですが、7階にNARA TEIBANというお店があって、そこでショッペルの毛糸や近畿編針さんのコーナー、奈良県産の靴下などがたくさんありました。
8階も素敵なイベントでしたし、何この夢の空間(松屋です)と思いながら、ショッペルの毛糸を2玉買って帰ってきまして、その毛糸を使って今回靴下を編んでみました。
材料と道具
材料
ショッペルのクレイジーザウバーボール 2292「Shooting Star」です。
ずっと編んでみたかったのに、糸の「ザウバー」の部分をきちんと記憶しておらず、ずっとざうあー言ってました。横文字に弱い!
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道具
Addi クレイジートリオ2.5mm(本体用)、2.25mm(ゴム編み用)です。
最早定番の組み合わせ。だって編みやすいんだもん。
私はどうにも手がきついというか、全体的に圧が強いというか、とにかく竹の細い輪針をバキバキ折るタイプなので、金属針を使っています。
ただ、手汗をかいてくると竹輪針が嬉しいな、と思います。金属針だと、手汗をかいたりすると目を動かすときにうまく動かなくなったりするので。
今年もそろそろ夏が近づいてくるよ……!(気が早い)
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編んでいる途中のこと
クレイジーザウバーボールについて
さて、今回のクレイジーザウバーボールを編むのは初めてだったので、いくつか思ったことを下記します。
4本撚りの太さなのに2本撚り
まず、糸の太さでいうと、Opalの4plyと大差ありません。表記ゲージもOpalの4plyと同じく30目42段。
ただし、大きく違うのが、Opalが4本の糸を撚ってあの太さにしているのに対し、クレイジーザウバーボールは2本のやや太めの糸を撚って同じような太さにしています。
かつ、Opalは4本の糸全てを同じ色で染めているのが多いのに対し(例外:2020/21シーズンのBlack Dragon)、クレイジーザウバーボールは、2本の糸をそれぞれにグラデーションに染め上げてから、1本の糸に撚っているようです。だから、ロングピッチのグラデーションになるわけですね。
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やや小さいサイズに編めてしまった
今回はOpalと同じ目数段数で編んでみましたが、いつもよりもやや小さいサイズの靴下になりました。いつもの靴下が25.0cmだとすると、24.0cmくらいになってしまったのではないでしょうか。
考えられる原因は下記です。
- 2本撚りなので、撚った糸と糸の間に針を刺してしまいがち。
→左手に張った糸が少しゆるむと上記の事象が発生しがちなので、いつもより左手の糸を張り気味にしてしまった - Opalより若干細い気がする。Opalは4本撚りでフカフカしているが、クレイジーザウバーボールは起毛がなくツルツルしている。
毛糸玉転がる問題
私はOpalを編むときは内側から糸を引っ張り出して使うのですが、ショッペルは外側から使いました。
結果転がる転がる……。ヤーンボールが必要な類の糸かもしれません。
そもそも海外の毛糸って基本的に外側から使うことが多いよ、とどこかで見たことがある気がしますが。
これ欲しい。誰か貢いで。あと置き場所もください。
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さて、私がこの「毛糸玉転がる問題」にどう対処したかというと、そこらへんにある深めの箱に突っ込んだ、というところです。
いつも私が編み物をしている机のすぐ脇に、ひざかけなどを入れている、カラーボックスの内箱サイズの箱がありまして、そこに毛糸玉を突っ込みました。
結果、毛糸玉を転がすことなく、すっきり編めました!
糸玉減ってるんだか減ってないんだか問題
Opalで編んでいると、どんどん厚みが減っていくので「編んだ!」という感があるのですが、今回、外側から少しずつ小さくなっていく恰好なので、あまり糸玉が減った感がありません。
とはいえ、編む前の毛糸と比べると、片方編んだ後でこんな感じ。
両方編んだ後だと糸玉こんな感じ。
つ、伝わる……?
糸玉の直径以上に厚みが減っているので、わかりづらいかもしれません。でも、確実に減ってはいます。
メモ
- 使用糸:SCHOPPEL Crazy Zauberball計62.1g使用。
- 使用針:Addi クレイジートリオ2.5mm。
- Judy式作り目で28目作り目→64目まで引き上げ増し目で増やす。つま先の増し目が終わってから5.5周後に最初の糸替え。
- 足先から15.2cmになるまで編む(足のサイズ:25.0cm)。次段から底部分で引き上げ増し目とメリヤス編みの段を繰り返し、底が52目になるまで編む。
- かかとはラウンドヒール、引き返しは22目、ドイツ式引き返し編み。引き返さない目は10目。
- 脚は58段。2目ゴム編み19段、1目ゴム編み1段。
- 1目ゴム編み止め。
おわりに
今回は、なんかサイズが小さくなるという謎の現象が起こってしまいましたが、次こそぴったりサイズに編みたいです。
これはお友達にプレゼントですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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