はじめに
OpalのKFS毛糸のうち、家族の笑顔シリーズのラインナップが徐々に減ってきている中、中途半端に残っている残り糸がありましたので、組み合わせて自分の靴下を編んでみることにしました。
Scrappy Socksはずっと気にはなっていたものの、いかんせん壊滅的に色合わせのセンスがない(そのせいで何度も猪谷さんの靴下が頓挫している)ので、不安しかなかったですが、最後まで頓挫せずに編み切れたのでご報告いたします。
材料と道具
材料
- 左: Opal Uni2020 9933「深緑」
- 中央上下: Opal KFS118 家族の笑顔シリーズ「お父さんの笑顔」
- 右上: Opal KFS119 家族の笑顔シリーズ「おじいちゃんの笑顔」
- 右下: Opal KFS175 家族の笑顔シリーズ「となりのおんちゃん」
です。
わたしはOpalのKFSカラーの落ち着いた感じがとても好きで、好きな色も落ち着いた青とか緑とかなので、家族の笑顔シリーズの男性編(?)がとても好きなんですよね。
過去に靴下を編んで、その残りと単色の深緑を寄せ集めたら、25.5cmの靴下にちょうどぴったりくらいの分量が集まりました。
ちなみに、となりのおんちゃんは、昔は催事だったりオカダヤ限定で売ってたりしましたけど、今どうなんでしょう。最近どちらでも見ないなー。
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道具
例に漏れずクレイジートリオの2.75mmです。
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編んでいる途中のこと
柄糸割り振り問題
今回、つま先、かかと、履き口を深緑の単色にして、残りのゾーンを3種類の柄糸で割り振ることにしました。
つま先から編むタイプのトウアップの靴下だったので、柄糸は下から順に、おじいちゃんの笑顔、おじいちゃんの笑顔、お父さんの笑顔、になっています。
ただしですね、家族の笑顔シリーズの男性モノって、1ループが長いんですよ。特におじいちゃんととなりのおんちゃん。
これによって何が起こるかというと、もしループが短い糸だったら、残り糸でも2ループくらいある可能性があるので、左右で全く同じ柄合わせができる可能性が上がります。
今回、おじいちゃんとおんちゃんは1ループあるかも怪しいくらいの糸長しか残っていなかったので、半分くらい編んでみたときに、もう半分で編んだ柄がものすごくバランスが悪い可能性がありました。特におんちゃんは赤い部分があって、片方にすごく目立つ赤があるけどもう片方にはない、みたいな状態になってしまうと、何この赤ってなるじゃないですか(伝わる?)。
尚悪いことに、ループ短めのお父さんの笑顔を編む前に2分割してしまっていました。マジで何も考えてなかった。色が濃い部分(ここでいうと緑と茶色の部分)の位置が左右でまるっきりずれていました。
今回取った解決方法としては、
- 左右両方のつま先を同時に作り目する
- 糸の重量を測って、ちょうど真ん中くらいで切り替える。その際、編地サンプル画像を検索して、「ここで糸が切り替わったら左右で違和感が出ないか」を吟味する。違和感が出るようであれば、今編んでいる糸を継続していい感じに合わせる。
この2点ですかね。
とても運よく進んだ気がしたので、とりあえず満足はしている。
ゲージ変わった説
足のサイズが25.5cm(といいつつ25.0cmとの狭間)なのですが、今まで60→64→68目と目数が変遷していました。
が、ここにきて1周68目は多いんじゃないかと思い始めました。
履いたらちょっとゆるっと下がってくる。ゲージがゆるくなったのかもしれません。
次は64目で作ってみようかな。
メモ
- Opal Uni2020 9933「深緑」、Opal KFS118 家族の笑顔シリーズ「お父さんの笑顔」、Opal KFS119 家族の笑顔シリーズ「おじいちゃんの笑顔」、Opal KFS175 家族の笑顔シリーズ「となりのおんちゃん」計71.9g。
- 使用針:Addi クレイジートリオ 2.75mm。
- Judy式作り目で24目作り目→68目まで引き上げ増し目で増やす。
- 足先から14.6cmになるまで編む(足のサイズ:25.5cm)。底部分で引き上げ増し目とメリヤス編みの段を繰り返し、底が56目になるまで編む。
- かかとはラウンドヒール、引き返しは24目、ドイツ式引き返し編み。引き返さない目は10目。
- 脚は53段。糸替えし1段メリヤス編み。
- ねじり1目ゴム編み14段、1目ゴム編み止め。
おわりに
100gの糸で1足靴下を編むと、大体30gくらい残ってしまうのが悩みの種でしたが、同系色の組み合わせであればおかしなことにはならないんだなと思いました。
同時に、私の好みは深い渋い色なので、そのあたりの色合わせに関しては、他の色よりはまだマシなのかもしれません。猪谷さんの靴下をパステルカラーで編もうとしていつも事故ってあきらめているので、まずは得意なゾーンから攻めていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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