はじめに
毛糸ピエロさんのカメレオンカメラ ソリッド 110番を使って靴下を編みました。
今回、後程詳しくご紹介させていただきますが、3つのことに初めて挑戦してみました。
材料
カメレオンカメラの110番 マスタードイエローを使用しました。写真、使いかけですみません。
価格:1,236円 |
以前に編んだ靴下(NOVITAの糸を使った靴下。マジックループのコツがわかったかも……?)のつま先・かかと・履き口で使用したものの残り……、いや本体です。
編んでいる途中のこと
増し目の方法を変えてみた
今回はトウアップの靴下だったのですが、いつも引き上げ増し目で増やしている足先とまちの部分をねじり増し目で増やすやり方でやってみました。
引き上げ増し目だとどうしても増やした後が線となって見えやすいように思いますが、編むのは楽。
ねじり増し目だと横のラインはやや目立たなくなりますが、編むのが少し手間。
今回はリブ編みの靴下だったので、ねじり増し目で増やして正解でした。理由は後述します。
初・リブ編み靴下
表目3、裏目1のゴム編みで全体を編んでみました。
つま先のねじり増し目が終わってから3段表編みした後、裏1→表3→……表3→裏1→表31の計60目のローテーションとなりました。
そう、ややこしいことに、リブ編みは裏から始めて裏で終わる必要があったので、表3裏1のリブ編みでも4の倍数では終われないんです。
なので、甲の部分は
- (裏1→表3)× 7 + 裏1 ……計29目
- (表1→裏3)× 8 + 裏1 ……計33目
このどちらかの目数で編む必要があったんですね。
今回は、両方試した結果、上の計29目で編む方で甲の部分を編みました。
そうすると、リブ編みの左右で目数が1目変わる→増し目の横のラインが目立つ という予想がついたので、今回はまちの増やし目も引き上げ増し目ではなく、横のラインが目立たない方の引き上げ増し目にしています。
ラップアンドターンの段消し後
ラップアンドターンの靴下、実はあんまり編んだことがなかったんです。
いや、編んだことはあるんですけど、段消しの仕方を間違えていたんです。
今回しっかり勉強しなおそうと思い、以下の動画のお世話になりました。
W&T後の段消しにて、今回初めて「ラップされる目とラップした目、ラップしていない最初の目」計3目を三目一度するやり方でやってみました。
また、「W&Tで、向かって左側のヒールフラップ部分だけ、編地が緩くなってしまう」問題。
個人的な見解ですが、「そもそも裏目が緩い」問題から来ていると思います。
W&Tでラップされる目について、右側は表目で編んだもの、左側は裏目で編んだものがラップされると思います。
左だけゆるくなるということは、そもそもラップされるその目自体が緩い=裏目が緩い という推測を立てました。
下記ご覧ください。
左側が、ラップされる目がゆるくならないよう裏目を引き締めた編地、右側が普通に編んだ編地です。
左側の方が綺麗に目が揃っていると思います。
Sockwonderでのゴム編みについて
Addi Sockwonderは25cmの非対称輪針ですが、2.0mmの針でゴム編みをすると、どうしても目が小さくなるので針が余ってしまいます。
今回はゴム編みを2.0mmの80cm輪針で編んでみましたが、こちらのほうが編みやすいかも……。
履き心地
かゆい。
ゴム編みの終わりの部分が脚の弱いところにクリティカルヒットしました。
丈はかわいいんだけどなぁ。
短め靴下もかわいいなぁと思って短くしてみましたが、次に編むときは、もう少しだけ長めにしてみます。
データ
- 使用毛糸:カメレオンカメラ 110 マスタードイエロー 計62.4g
- 使用針:Addi 2.5mmの80cm輪針、2.5mmのSockwonder Lace、2.0mmの80cm輪針。
- Judy式作り目で24目作り目→60目までねじり増し目で増やす。
- 足先から14.5cmになるまで編む(足のサイズ:25cm)。
- ねじり増し目でまち編む。まち編み終わり後の片側の針は52目、全体82目。
- かかとはW&T。引き返さない目は12目。
- 脚は30段。
- Addi 2.0mmの80cm輪針にて2目ゴム編み20段。Jeny式伏せ目。
おわりに
一見シンプルですが、いろいろな技巧を織り交ぜた靴下となりました。
シンプルな靴下を単色で編むと、目の粗さが目立ちますね……。普段は段染め糸に助けられていたことを思い知らされます。
でも、秋らしい(今春だけど)靴下が編めたので満足です。
スカートと一緒に履くんだー。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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